#22「闇の将軍」シリーズ第1弾
田中角栄を描く。
最近にわかに見直されているからじゃない。
ましてや石原慎太郎著『天才』を読んだからでもない。
あ、もちろん読んだけど。
実はずっと前から書きたいと思っていたモチーフだった。
それはなんでだろうと自問する。
だが納得できる回答は見つかっていない。
それでも私は何かに突き動かされている。
新潟に生まれ、小卒で社会に出、縁あって上京、
土建屋で身を立てるも、導かれるように政治の世界へ。
国会でブルドーザー力を発揮し、列島改造を叫ぶ。
地元を愛し、女を愛し、数は力であることを知っていた男。
昔から私は秀吉が好きだった。
権力とは何か。地位とは何か。なぜ人は上を見るのか。
やがて「今太閤」と呼ばれる男の、若き日を描こうと思い至る。
舞台は昭和30年代前半である。
総理大臣になる10数年前、田中角栄アラフォーのとき。
後に権力の中枢をつかさどる者たちの表と裏の物語。
鶴屋南北戯曲賞ノミネート後初の脚本演出に挑む。
いつもと同じ吐き気がするほど濃密な空気を。ここで。
最近にわかに見直されているからじゃない。
ましてや石原慎太郎著『天才』を読んだからでもない。
あ、もちろん読んだけど。
実はずっと前から書きたいと思っていたモチーフだった。
それはなんでだろうと自問する。
だが納得できる回答は見つかっていない。
それでも私は何かに突き動かされている。
新潟に生まれ、小卒で社会に出、縁あって上京、
土建屋で身を立てるも、導かれるように政治の世界へ。
国会でブルドーザー力を発揮し、列島改造を叫ぶ。
地元を愛し、女を愛し、数は力であることを知っていた男。
昔から私は秀吉が好きだった。
権力とは何か。地位とは何か。なぜ人は上を見るのか。
やがて「今太閤」と呼ばれる男の、若き日を描こうと思い至る。
舞台は昭和30年代前半である。
総理大臣になる10数年前、田中角栄アラフォーのとき。
後に権力の中枢をつかさどる者たちの表と裏の物語。
鶴屋南北戯曲賞ノミネート後初の脚本演出に挑む。
いつもと同じ吐き気がするほど濃密な空気を。ここで。
キャスト
谷仲恵輔
鍋島久美子
(以上JACROW)
青木友哉
内田健介
狩野和馬(InnocentSphere)
小平伸一郎
佐藤貴也
宍戸香那恵
土橋建太
林竜三
スタッフ
舞台美術:袴田長武
照明:阿部康子
音響:岩野直人
衣装:藤田友
宣伝美術:川本裕之
イラスト:中村實男
題字:中村志乃
舞台監督:吉川悦子
演出助手:関智恵
記録:鈴木淳
制作:吉水恭子
制作補:高嶋みあり/蒻崎今日子
制作協力:芝居屋風雷紡
企画・製作:JACROW
協力:大沢事務所/ケイエムシネマ企画/現代制作舎/スターダス・21
会場
SPACE雑遊